立教大学文学部公開シンポジウム「高校世界史教科書記述・再考 研究者の視点から」

本公開シンポジウムでは、高校世界史教科書の記述をめぐって、問題点と今後の可能性を論じる予定である。最初に、東南アジア史の研究者として第一線で活躍する一方で、高校世界史教育についても積極的に提言を続けている桃木至朗・大阪大学大学院教授に基調講演をいただく。その後、ヨーロッパ(小澤実)・中国(上田信)・アメリカ(貴堂嘉之氏)の専門家が、自らの経験と教科書分析に基づく事例報告を行い、しかる後に討論を行なう。なお報告者のいずれも高校世界史教科書の執筆者である。

日時:2015年3月4日(水)13:15~18:00
場所:立教大学池袋キャンパス 11号館3階 A301教室

《プログラム》
13:15~13:25 趣旨説明

13:30~14:30
「新しい世界史叙述と歴史学入門を目指して~阪大史学系の取り組みから」
桃木 至朗 氏(大阪大学大学院文学研究科教授)

14:45~15:15
「高校世界史教科書における中世ヨーロッパの位置」
小澤 実(立教大学文学部史学科准教授)

15:15~15:45
「高校歴史教科書における日中関係の記述」
上田 信(立教大学文学部史学科教授)

15:45~16:15
「高校歴史教科書における〈アメリカ合衆国〉 ― 人種・エスニシティ、人の移動史を中心に ― 」
貴堂 嘉之 氏(一橋大学大学院社会学研究科教授)

16:30~18:00 討論

《司会》長谷川 修一(本学文学部キリスト教学科准教授)

共催:立教SFR共同研究「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」
立教大学文学部人文研究センター「高等学校世界史教科書の記述についての研究」
問合せ先:立教大学学部事務1課 TEL:03-3985-2479
小澤実(m-ozawa@rikkyo.ac.jp)
Web: http://www.rikkyo.ac.jp/events/2015/03/15679/

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