サマースクールの紹介

西洋中世学会会員の皆様
 大阪府立大学の佐々木博光と申します。ヴォルフェンビュッテルのヘルツォーク・アウグスト図書館は毎夏インターナショナル・サマースクールを開催しています。この行事の世話人Dr. Volker Bauerさんから、今年と来年のテーマに関する情報をもらいましたので、お知らせします。

 2011年はFrühneuzeitliche Körpergeschichte、近世のテーマです。2012年が中世史の番で、Frau Schlotheuber aus Münsterを講師に招き、Schrift- bzw. Buchkulturというテーマで行われます。応募資格はDoktorand、Studentなどの若手研究者です。昨夏にわたしが滞在したときにちょうど開催中でしたが、総勢20名弱の欧米各国の学生、院生に大変よい機会になっているようでした。待遇もいいようです。詳しい情報は、ヘルツォーク・アウグスト図書館のホームページ(www.hab.de)で、ForschungのNachwuchsförderungをクリックし、Sommerkursに進めば得られます。いまはまだ昨夏の35回の広告があがっていますが、応募資格・書類、待遇等の説明が載っています。大きな変更はないと思われます。ご活用下さい。

 なお補足ですが、Dr. Volker Bauerさんの連絡では、2012年のSchrift- bzw. Buchkulturの講師はFrau Prof. Schlotheuber aus Muensterとなっていますが、これは現在DuesseldorfにいるFrau Prof. Eva Schlotheuberのことだと思います。ご参考までに。 

佐々木博光拝

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