2024年3月20日に名古屋大学において、古代末期・中世初期史研究を牽引するウィーン大学名誉教授ヴァルター・ポール氏とプリンストン大学教授ヘルムート・ライミッツ氏による講演会を開催します(対面形式・英語での講演)。
ヴァルター・ポール教授の著書として、The Avars. A Steppe Empire in Central Europe, 567-822, Ithaca 2018; Die Völkerwanderung. Eroberung und Integration, Stuttgart/Berlin/Köln 2002; Die Germanen, München 2000などがあります。
ヘルムート・ライミッツ教授の主要著作は次のとおりです。History, Frankish Identity and the Framing of Western Ethnicity, 550-850, Cambridge 2015; Historiography and Identity II: Post-Roman Multiplicity and New Political Identities, Turnhout 2020(Gerda Heydemannと共著).
なお当日は、原稿の日本語訳を配布する予定です。詳しくは添付のチラシをご覧ください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時:2024年3月20日(水) 13: 30 ~ 17 : 00
場所:名古屋大学東山キャンパス文系総合館7階カンファレンスホール
プログラム(開場:13 : 00)
13 : 30 講演者紹介 加納 修(名古屋大学)
13 : 40 Walter Pohl, “The significance of Origines gentium in early medieval Europe – a comparative approach”(「中世初期ヨーロッパにおける「出自神話」の意義:比較の視点から」)
14: 40 質疑応答
15: 10 ~ 15: 30 休憩
15: 30 Helmut Reimitz, “The theft of origins: The Roman past in the post-Roman kingdoms of the Latin West”(「起源の窃取:ラテン的西方のポスト・ローマ諸王国におけるローマの過去」)
16: 30 質疑応答
参加ご希望の方は、加納 修: kano.osamu.b3[at]f.mail.nagoya-u.ac.jp(atを@に変更してください)までご連絡ください。