朝治啓三先生より講演会の情報をお寄せいただきましたので、下記の通りご案内いたします。
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ルィーズ・ウィルキンソン教授講演会
関西中世史研究会・朝治研究室（科研「司牧と管区行政」）共催
2024 年 9 月 21 日（土）午後 4 時 30 分～6 時
関西中世史研究会の 9 月例会として開催します。
会場：京都大学吉田南キャンパス。吉田南総合館 北棟３B 教室(3 階)
＊講演は Zoom によるリモート講演ですが、ハイフレックスで開催します。対面
会場は京都大学の上記会場です。Zoom でのオンライン参加希望者は下記連絡先
までメールをお送り下さい。アドレス等を送ります。
講演タイトル：
From loyalty to rebellion: Eleanor de Montfort （1215/16－1275）, sister of King Henry III,
and the road to reform and war in England.
シモン・ド・モンフォールの妻エレアノールはイングランド国王ヘンリ 3 世の妹でもあり、アン
ジュー家のイングランド王国統治に協力していました。しかしレスタ伯シモンは、ヘンリの統治が
イングランド諸侯の共同体の利害と対立することを主張して、国制改革を国王に要求したため、王
家からは反徒と見なされました。1265 年にイヴシャムの戦いでシモンが敗れると、エレアノールは
兄王からの救済の申し出を断り、夫シモンのフランスの家系が運営する修道院へと退去します。エ
レアノールが残した家政文書を校訂・出版したウィルキンソン教授は、この史料が語る歴史像を伝
えてくれるでしょう。
＊講演の後、質疑応答の時間を取りますので、積極的に質問してください。
＊講演資料の配布:（未定）
ウィルキンソン教授の紹介：
英国、リンカン大学教授（中世史学）。Professor of Medieval Studies, Lincoln School of Humanities
and Heritage, College of Arts and Social Sciences and Humanities. PhD, University of London.
主著：
The Houshold Roll of Eleanor de Montfort , Countess of Leicester and Pembroke, 1265 , Pipe Roll
Society, new seires, 2020. （紹介：朝治啓三、『西洋中世研究』No.14, 2022.）
Eleanor de Montfort:A Rebel Countess in Medieval England , Continuum, 2012.
Women in Thirteenth -Century Lincolnshire , Royal Historical Society, 2007.
A Cultural History of Childhood and Family in the Middle Ages , Berg Pub, 2012.
Growth of Royal Government under Henry III , Boydell, 2015.
役職：
Pipe Roll Society, Chair of the council.
Royal Historical Society, Fellow.
British Academy, Committee Member.
連絡先：朝治啓三（関西大学東西学術研究所） asajik@kansai-u.ac.jp
Zoom での参加希望者はこのアドレスにご連絡ください。
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