ジョージア(グルジア)史国際セミナー

科研費基盤研究(B)「ユーラシア諸帝国の形成と構造的展開 ──王権と軍事集団の比較史的研究──」主催
ジョージア(グルジア)史国際セミナー

科研「ユーラシア諸帝国の形成と構造的展開」(研究代表者・杉山清彦〈東京大学〉)では,ジョージア(グルジア)から3名の若手研究者を招聘して,公開国際セミナーを開催します。中近世コーカサス史・キリスト教史を専題とする,日本では稀有な機会ですので,ご関心がおありの方はぜひご参加ください。

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)共催 東京セミナー:3月25日(日)14時30分~18時
カルケドン派と非カルケドン派の境界地帯:ジョージア/グルジア中近世豪族研究の新潮流
International Seminar on the History of Georgia “On the Border of Chalcedonian and non-Chalcedonian: New Perspective on the History of Medieval Georgian Nobles”
会 場 東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーション・ルーム1
講演者・報告題目
アレクサンドレ・ボシシュヴィリ Aleksandre Boshishvili(トビリシ国立大学)
「メリキ職の起源と就任した家系に関する研究」
“On the Origin and the Activities of Meliks (Melikishvili Family)”
タマズ・ゴゴラゼ Tamaz Goguladze(ジョージア写本センター/イリア国立大学)
「17・18世紀におけるバラタシュヴィリ=アバシシュヴィリ一族の政治・宗教活動」
“On the Political and Religious Activities of Baratashvili=Abashishvilis in 17-18th Centuries”
オクロピリ・ジクリ Okropiri Jikuri(トビリシ国立大学)
「中世ジョージアにおける宗教活動について:歴史史料としてのグラニ写本」
“On the Religious Activities in Medieval Georgia: Gulani Manuscripts as a Historical Source”

神戸セミナー:3月28日(水) 14時~17時30分
ジョージア/グルジア中近世豪族と周辺諸勢力との関係:カルトリ王に対する諸反乱再考
International Seminar on the History of Georgia “Georgian Landed Nobility and Neighboring Powers: “Revolts in the Kartli Kingdom” Reconsidered”
会 場 神戸大学大学院人文学研究科 A棟1階 学生ホール
講演者・報告題目
アレクサンドレ・ボシシュヴィリ Aleksandre Boshishvili(トビリシ国立大学)
「対ロストム王反乱におけるソラガシュヴィリとメリキシュヴィリ一族の対応」
“Solaghashvilis and Melikishvilis’ Reaction to the Revolt against Vali-King Rostom”
タマズ・ゴゴラゼ Tamaz Goguladze(ジョージア写本センター/イリア国立大学)
「17世紀前半カルトリ王位をめぐる争いとノダル・ツィツィシュヴィリの役割」
“Struggles for the Kingship of Kartli Kingdom and the Role of Nodar Tsitsishvili”
オクロピリ・ジクリ Okropiri Jikuri(トビリシ国立大学)
「中世におけるジョージア国外における宗教・啓蒙活動拠点(アトスほか)──ネットワークと遺産」
“Georgian Religious Bases Abroad (Athos and Others) in the Medieval Period: Networks and its Legacy”
司 会 :前田 弘毅(首都大学東京准教授)
*両会場とも事前登録不要,聴講自由
*使用言語:ジョージア(グルジア)語報告または英語報告,および日本語通訳
*問合せ先:杉山 清彦(研究代表者・東京大学准教授)ksugiyam[at]ask.c.u-tokyo.ac.jp
(アドレスの [at] を @ にしてスペース等を詰めてご使用ください)

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