A02 托鉢修道会班
托鉢修道会の司牧革命におけるメディアの総合的研究

班構成

研究代表者
  • 赤江雄一(慶應義塾大学文学部・准教授)
研究分担者
  • 梶原洋一(京都産業大学文化学部・助教)
  • 原基晶(東海大学文化社会学部・准教授)
  • 駒田亜紀子(実践女子大学文学部・教授)
  • 荒木文果(慶應義塾大学理工学部・講師)
研究協力者
  • 白川太郎(早稲田大学大学院/日本学術振興会)

研究目的

 本計画研究(托鉢修道会班)は、13世紀初頭に誕生した托鉢修道会と総称される4修道会(フランシスコ会、ドミニコ会、聖アウグスチノ修道会、カルメル会)に注目し、こうした托鉢修道会が発達させた様々な「メディア」が、キリスト教化を個々人の内面にいたるまで推し進めようとするカトリック教会の「司牧革命」においてどのように機能したかを分析する。

 具体的には①説教や学問を支える書物の形態や書物に描かれた図像、教育とそれに対する態度、美術の制作と受容、そして俗語の宗教的著作を取り上げ、②13世紀から15世紀にかけての各メディアの特徴と相互連関を分析し、③そうしたメディアが、当時の社会統合に果たした役割を検討する。そのために歴史学、美術史学、文学の専門家が個別課題を追究しながら密接に協働する体制をとる。