ReMo研講演会シリーズ2021「中近世宗教史研究の最前線」のお知らせ

Remo研では、2021年度の後半に「中近世宗教史研究の最前線」と題した連続講演会(全4回)を下記の通り開催いたします。
多くの方のご参加をお待ちしています(ページ下部に参加申込リンクがあります)。

※ 10月23日を予定していた原基晶氏による講演会「新著『ダンテ論──『神曲』と個人の出現』をめぐって」は、出版社の都合から11月29日に変更となりました。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

中近世の宗教運動(修道制や寺社)は、修道戒律、説教などの文書テクストのほか、文学作品、彩飾写本、聖堂装飾、あるいは巡礼などの仕組みも含め、多種多様な形態のメディアを駆使し、自らの宗教理念を発信していました。
学術変革領域研究(B)「中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合」(ReMo研)は、こうした諸メディアがいかに創造され、また社会に対してどのような革新的な世界認識と仕組みをもたらしたのかを比較研究しています。
本講演会シリーズはプロジェクトの重要な柱として位置付けられます。2021年度は、4つの班が取り組む研究分野のトップランナーにご講演いただきます。日本とヨーロッパという二つの文化圏にまたがり、歴史において宗教が果たした革新的・持続的役割についてつぶさに考察することになるでしょう。研究者から一般の方まで、幅広い参加をお待ちしています。

プログラムと参加申込については、以下をご参照ください。
※ 参加申込は各回ごと個別に受け付けておりますので、ご注意ください。参加申込の締切は各回の2日前となり、前日のうちにZoomリンクを送付いたします。

第1回 日本中世史研究のあゆみとこれから―政治・社会・宗教―
講演者:上島享(京都大学大学院文学研究科教授)
日時:9月29日(水) 19:00〜20:30
場所・形式:zoomウェビナー
参加申し込み:https://forms.gle/fm1uabc2EVuvPsuu8


第2回 新著『ダンテ論──『神曲』と個人の出現』をめぐって
講演者:原基晶(東海大学文化社会学部准教授)
日時:10月27日(水) 17:00〜18:3011月29日(月)17:00〜18:30
場所・形式:zoomウェビナー
参加申し込み:https://forms.gle/gowbyeKjPiygzS3H6


第3回 異端・偶像崇拝・暴君の共演──イエズス会と日本の宗教
講演者:小俣ラポー日登美(京都大学白眉センター・特定准教授)
日時:2021年12月5日(日) 14:00〜15:30
場所・形式:zoomウェビナー
参加申し込み:https://forms.gle/T7t4D8a1V4uGKDRt5


第4回 Constructing medieval monastic history in the 20th century and its legacy
講演者:Emilia Jamroziak(リーズ大学歴史学部教授)
日時:2022年3月18日(金) 19:00〜20:30
場所・形式:zoomウェビナー
言語:英語
参加申し込み:https://forms.gle/W55bT1hXo3fj9d189